2010年03月27日

アフラークのAからZまで −こどもむけイスラームのマナー

久々の更新となってしまいました。今日は、お子様向けイスラームのマナーについての絵本の紹介です。

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子供たちにぜひおぼえておいてほしい、マナーや道徳について、AからZまでのキーワードとともにイラストをまじえてわかりやすく説明されています。

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巻末には、各キーワードについて、クルアーンのどの部分に書かれているか索引が載っているので、さらに理解を深めたい場合にも便利です。

一回、一ページ、と決めて、親子でゆっくり各マナーについて話し合うもよし、一度に流して読んでもよし、いろいろな使い方ができると思います。モスクの勉強会などにもぴったりだと思います。この本の最後のほうには、親や先生向けのヒントやアドバイスも載っています。


ワード・ファイルはこちらです⇒アフラークのAからZまで.doc


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アフラークのAからZまで
☆こどもむけイスラームのマナー☆


Aは’akhlaaq’(アフラーク)、わたしたちのディーン(しゅうきょう)におけるマナーです。スィラータル・ムスタキーン(アッラーへのまっすぐなみち)をあゆむために、だいじなしゅうかんです。

Bはbackbiting(バックバイティング=わるぐち)です。わるぐちをいうことは、とっても損(そん)なことです。しんぱんの日に、ぜんこうがかんたんになくなってしまいますよ!


「あの子、とってもデブでブサイク!」
「そんなこといっちゃだめよ。きずつくわよ。あなたのぜんこうが、かのじょにいっちゃうわよ。」

Cはcleanliness(クレンリネス=せいけつさ)、からだと、こころと、たましいのせいけつさをたもつことです。じぶんのまわりをきれいにととのえることもだいじです。

Dは’dhikr’(ズィクル)。‘じひあまねきおかた’をおもいおこすことです。ズィクルをまいにちしていると、シャイターンがちかづきません。


「スブハーナッラー、このお花、とってもきれいで、いいかおりがするね。」

Eはeating(イーティング=たべること)です。‘ビスミッラー’でたべはじめて、たべおわったら、いつも‘アルハムドゥリッラー’といいましょう。

「ビスミッラー」
「とってもおいしいね。」
「アルハムドゥリッラー。」

Fはforgiveness(フォーギヴネス=ゆるすこと)、だれかになにかされても、ゆるすことです。そして、アッラーがわたしたちのことをゆるしてくださるようにも、いのりましょうね。

「ぼくのおきにいりのおもちゃがこわれちゃった!」
「ごめんね。わざとじゃなかったんだ。」
「わかってるよ。ゆるしてあげる。」

Gはgenerosity(ジェネラシティ=かんだいぶかさ)、たにんやまずしい人をたすけることです。もし、やさしいこころでほかの人にあげることができたら、アッラーは、もっともっと、たくさんのものをくださいますよ。

「このふく、ぜんぶチャリティに寄付(きふ)します。」
「すばらしい!」

Hはhonesty(オネスティ=しょうじきさ)です。しょうじきなのは、とってもよいことです。だれもが、しょうじきな人をしんらいしますし、すばらしいことだとかんがえます。

Iは’ilm’(イルム=ちしき)です。ドゥンヤ(このせかい)とディーン(しゅうきょう)についてのちしきをもとめることはイスラームにおける義務(ぎむ)です。だれもがねっしんにべんきょうしなければいけません。

Jはjustice(ジャスティス=せいぎ)です。わたしたちは、こうせいでなければいけません。きょうだいにふり(不利)になることをはなすのは、ゆうきがいりますが、しんじつをかたり、ぜつぼうしてはいけません。


「だれがやったんんだ?」
「ぼくのおにいちゃんがやりました。」

Kはkeeping a promise(キーピング・ア・プロミス=やくそくをまもること)です。やくそくをまもるのは、かんたんなことではありません。それでも、あいてにいわれるまえに、はたさなければいけません。

「イード・パーティーにいくってサルマにやくそくしたんだ!」

Lはlying(ライイング=うそをつくこと)です。‘ブハーリー’(ハディース)につたえられているところによると、うそつきは、にせしんじゃのしるしだそうです。ですので、かるくかんがえてはいけません。

「わたしのおもちゃとった?」
「とってないよ。」

Mはmodesty(モデスティ=つつましさ)、はなしかたや、ふくそうのつつましさのことです。はなすことばにきをつけることと、かくすべきぶぶんをすべてかくしたふくそうをすることです。

Nはneighbour(ネイバー=りんじん)です。りんじんは、たいせつにしなければいけません。わたしたちのよげんしゃさまは、れいをのこして、どうやってりんじんとたすけあうべきかをしめしてくださいました。


「ありがとう。きみはいいりんじんだよ。」
「ありがとう。あなたは、やさしいわね。」

Oはobedience(オビーディエンス=じゅうじゅんさ)、アッラーとラスール(しと)とおかあさんとおとうさんへのじゅうじゅんさです。しゅうきょうてきなめいれいと、りょうしんのおねがいをむしすることは、とってもわるいことです。

「おいのりのじかんですよ。」
「はい、ママ。」

Pはpatience(ペイシェンス=にんたい)です。にんたいは、すばらしいせいしつです。アッラーは、にんたいする人とともにおられるとおっしゃっています。わたしたちはそれを、たしかなこころでしんじなければいけません。

QはQuran(クルアーン)、にんげんへの、みちびきの本です。よみ、りかいし、それをまもりましょう。これはアッラーのことばだということをわすれずに。


「きょうは、マリアムしょうのつぎの2アーヤについておはなししよう。」

Rはrespect(リスペクト=けいい)です。りょうしんや、たにん、わかい人にも、としおいた人にも、けいいをはらいましょう。しぜんや、かんきょうをまもることも、わすれてはならないつとめです。

「こどもたち、あそぶまえに、はっぱをあつめるのをてつだっておくれ。」
「もちろん、パパ。」

Sは’salaam’(サラーム)です。よげんしゃさまは、サラームをひろめるよう、おっしゃいました。さいしょにあいさつしたほうが、よりたくさんのほうしょうをいただけます。

「アッサラーム・アライクム」

「アッサラーム・アライクム。」
「ワ・アライクムッサラーム。」

Tはtemper(テンパー=きげん)です。わたしたちは、きげんをそこねてはいけません。かっとなっているときには、シャイターンがとってもよろこんでいますよ。

Uはunity(ユニティ=むすびつき)、つよい‘ウンマ’になることです。アッラーのロープにしっかりとつかまり、よげんしゃさまの‘スンナ’にしたがいましょう。

Vはvanity(バニティ=きょえいしん)です。きょえいしんは、とってもつみぶかいせいしつです。げんしのおおきさほどの‘タカッブル’(こうまんさ)をもつ人は、ジャンナの門(もん)の中にはいることができません。

Wはwaste(ウェイスト=むだづかい)です。たべもの、おかね、水のむだづかい、さいのう、じかんや、げんきのむだづかい、どんなむだづかいもいけません。

Xはx(クロス=バツ・マーク)、やってはいけないことにつけるバツ・マークです。クルアーンとスンナにしたがって、バツ・マークをさけて、‘イーマーン’をつよくたもちましょう。


「クルアーンとスンナにしたがっていれば、まようことはないわ。」

Yはyelling(イェリング=わめくこと)、おおきなこえでしゃべることです。‘マスジド’の中でこれをやると、まるでロバがないているかのようです。

Zは’zulm’(ズルム=ふせい)、ふとうなこういや、よくあつです。これはイスラームのこころにはんしていると、アッラーは、はっきりおっしゃっています。


さて、これでもうあなたは‘アフラーク’のAからZまでわかりますね。
ほかにも、モラルにかんすることはたくさんありますから、べんきょうしてみましょうね。